こんにちは、ゆうです。
別れたことを、まだ誰にも言えていない。「もう忘れなよ」と言われるのが怖い。交際していたこと自体、周りに話していなかった。そんな事情があると、何から言えばいいのか迷いますよね。
うまく説明できない今日も、自分のためにできることを、一つだけ探してみませんか。
誰かに見せるための文章にしなくていい
紙が使えそうなら、別れの経緯ではなく、「今日、困っていること」を一行書いてみます。
例えば、「夕食を選ぶ気力がない」。続けて、「家にあるスープを温める」と、今できそうなことを添えます。相手の名前も、別れた理由も書かなくてかまいません。
これは、記事独自の生活メモです。気持ちを全部吐き出したり、前向きな結論をつけたりする宿題ではありません。まずは、今日の自分が何に困っているかを、少しだけ扱える形にしてみます。
メモは自分だけが扱える場所へ。共有の端末や、誰かが開くノートは避けてもよいでしょう。残したくなければ、頭の中で「夕食はスープ」と決めるだけでも大丈夫です。
書けば必ず楽になる、とは限らない
配偶者との別離を経験した90人を分析した筆記実験では、考え込みやすい人が別れの感情を詳しく書いた場合、日々の活動を書いた場合より、その後の別離にまつわる苦痛が強いという結果がありました。
結果は同じではない
特定の筆記課題の比較で、誰にも話せない人を調べた研究ではありません。書かない群もなく、書くこと全般が悪い、生活メモで回復する、とまでは言えません。
だから、ここでも無理に出来事を掘り下げることは勧めません。「なぜあんなことを言ったのか」と同じ場面に戻ってつらくなるなら、紙を閉じてかまいません。書けなかった日を、失敗に数えなくてよいのです。
話す範囲は、そのつど選べる
いつか誰かに話したくなっても、最初から全部説明する必要はありません。「最近、少しつらいことがあった。理由はまだ話せないけれど、今日は一緒にお昼を食べたい」。そんな頼み方も選べます。
もちろん、今日は連絡しないという選択もあります。眠れない、食べられないなど生活への支障が続くなら、医療機関や相談先で、まずその困りごとから伝えることもできます。
今夜は、誰に話すかが決まらなくても、「明日の朝に着る服を出す」「食べられそうなものを用意する」のどちらか一つ。今の自分が困っているところを、一つだけ手伝ってあげませんか。
大丈夫、無理せず一緒に一歩ずつ前に進んでいこう。
参考文献
- Sbarraほか(2013):配偶者との別離後の筆記課題を比較した研究。日常の短いメモや、人に話すことの効果を調べたものではありません。