こんにちは、ゆうです。
同い年の友達から、結婚の報告が届いた。「あの子は次へ進んでいるのに、私はまだ別れた人を思い出している」。そんなふうに、自分だけが遅れている気がすることはありませんか。
友達の予定を聞いたあと、自分の人生まで採点してしまう。今日は、その採点の基準を少しだけ見直してみませんか。
比べているのは、どの部分だろう
「私は遅れている」と浮かんだら、「何を比べているんだろう」と、一つだけ確かめます。恋人がいること。結婚する年齢。別れてから次の恋に進むまでの期間。いくつも挙げず、いちばん気になるものだけで十分です。
例えば、「友達が結婚する」と「私も今年中に相手を見つけなければ」を分けてみる。前者は届いた知らせ。後者は、今の自分が感じている期限です。その期限を今日、引き受ける必要があるかは、いったん保留にできます。
人との比較と、自分への評価
大学生145人を調べた研究では、Facebookで自分よりうまくいっている人に目を向けて比べる傾向が強いほど、自尊感情が低いという関連がありました。
これは質問紙による相関研究で、比較が自尊感情を下げたと断定はできません。失恋後の人や結婚報告への反応を調べたものでもありません。それでも、比べる場面で自分をどう評価しているか、立ち止まって考える材料にはなります。
今日の自分が選べる基準へ
ここからは、研究で効果が確かめられた方法ではなく、記事独自の提案です。
「友達に追いつくには?」の代わりに、「今日、自分が大切にしたいことは?」と聞いてみます。「少し静かに過ごしたい」なら、帰り道に寄り道を一つ減らす。「恋愛以外の楽しみに触れたい」なら、気になっていた本を二ページだけ開く。今の余力で選べることまで、小さくしてみましょう。
結婚したい気持ちや将来の希望まで、手放さなくてかまいません。ただ、友達の報告を受け取ったその日に、自分の将来の答えを出さなくてもよいのです。
回復の速さを、新しい採点にしない
「昨日より元気になれたか」と毎日点数をつけると、それも気になるかもしれません。今日は本を開けても、明日は開けない。そんな日を、遅れた証拠にしなくて大丈夫です。
また比べたことに気づいたら、比較をゼロにできなかった自分まで責めず、「今日は静かに過ごすんだった」と、選んだことに戻ってみる。できなければ、予定をもう少し小さくしてもかまいません。
今夜は、友達との距離を測るかわりに、自分が選べる過ごし方を一つ。それだけで、今日はここまでにしませんか。
大丈夫、無理せず一緒に一歩ずつ前に進んでいこう。
参考文献
- Vogelほか(2014):この記事では、Facebook上の比較と自尊感情の関連を調べた研究1を紹介しています。