こんにちは、ゆうです。
別れのあと、「次はどんな人がいいのかな」と考えることがあるかもしれません。けれど、相手の条件を並べようとすると、何を大切にしたいのかわからなくなることもありますよね。
そんなときは、二人でどんなふうに過ごせたらうれしいか、小さな場面から考えてみませんか。次の恋を始める予定がなくても、今の希望を一つ書いてみるだけでかまいません。
心地よかった場面を、一つだけ
「意見が違ったけれど、最後まで話を聞いてもらえた」「別々のことをしていても、気まずくなかった」。誰かと過ごして、ほっとした場面はあるでしょうか。恋人との思い出に限らず、友人や家族との時間でもよいのです。
何も思いつかないなら、「こんな場面があったらいいな」という想像でも。例えば、誘いを断ったときに「わかったよ」と受け止めてもらえる場面。つらい記憶を探し直す必要はありません。
その場面の、何がうれしかった?
一つ浮かんだら、その中で大切だったことを短く書きます。「話を聞いてもらえた」なら、「考えが違っても、互いの話を大切にしたい」。自分の時間を尊重し合うことや、無理なときは断れることも、その人らしい願いです。
Kluwerらの調査研究では、相手との親密さと、問題について落ち着いて話すなどの応答との関連は、自分の意思で行動できる感覚が高い人ほど強くみられました。ここでいう「自律性」は、相手に頼らず何でも一人ですることとは違います。
ただし、これは交際中の人の自己報告に基づく結果です。次の相手との相性や、関係がうまくいくことを予測するものではありません。
次の関係で、伝えたい一言にする
最後に、願いを会話の言葉にしてみます。「意見が違うときも、お互いの話を最後まで聞けたらうれしいな」。相手に求めるだけでなく、自分もどんなふうに関わりたいかを添えると、二人で話したいことが見えてきます。
場面
最後まで
聞いてもらえた
したいこと
大切にしたい
伝えたいこと
最後まで
聞き合いたいな
この三つの問いは、希望を整理するための記事独自の工夫です。研究で効果が確かめられたワークではありません。相手を採点したり、わざと困らせて反応を試したりするためにも使いません。
もちろん、暴力や脅し、嫌だと伝えても続く行為を、歩み寄りのために我慢する必要はありません。安全を優先してよいのです。
伝え方を工夫しても、希望が一致しないことはあります。二人の関係を、一人の努力だけで整えなくてかまいません。今日は「こんな関わり方を大切にしたい」と、一つ言葉にできたところで終えてみませんか。
大丈夫、無理せず一緒に一歩ずつ前に進んでいこう。
参考資料
- Kluwer, Karremans, Riedijk, & Knee(2020)Autonomy in Relatedness: How Need Fulfillment Interacts in Close Relationships:親密さ・自律性と関係内の応答を調べた研究。本文は質問紙調査の知見を紹介しており、本記事のワークや相手選びの効果検証ではありません。