こんにちは、ゆうです。
土曜の朝、目が覚めて時計を見る。前なら「今日はどこに行こう?」と話していた時間なのに、今日は誰とも約束がない。起き上がる前から、一日がとても長く感じられる。そんな朝はありませんか。
ふたりで決めていた休日の過ごし方を、今は自分で決める。そのことに戸惑う日は、新しい趣味を探したり、急いで予定を埋めたりしなくても大丈夫です。まずは、午前中にできそうなことを一つ考えてみませんか。
週末を全部、決めなくていい
「今日も明日も何をしよう」と考えると、どこから手をつければいいのかわからなくなるかもしれません。そんなときは、考える範囲を少しだけ小さくしてみます。
「今の自分なら、どんな過ごし方がいちばん負担にならなそう?」
思い浮かぶのが、いつもなら何でもないことでもかまいません。誰かに話せるような出来事がなくても、休日を過ごしてよいのです。
NHSの公式案内でも、活動を始めにくいときに、短い時間から取り組む工夫が紹介されています。ここでは、その考え方を手がかりに、今日の負担に合う大きさを探してみましょう。
外へ出る日も、家にいる日も
さっきの土曜の朝なら、例えばこんな選び方があります。
外へ出られそうなら、近くの公園の入口まで行ってみる。ぐるっと歩くか、そのまま帰るかは、着いてから決めてかまいません。
家で過ごしたいなら、聴きたい音楽を一曲かける。何か別の用事をしながらでなくても大丈夫。椅子に座って、その一曲の時間を過ごしてみます。
どちらも重く感じるなら、聴く曲を一つ選ぶところまで。再生するのは、あとでもかまいません。「今日はこれなら」と思えるものがなければ、今は決めずに休んでもよいのです。
休日の小さな選択
今の自分に、一つ選ぶ
予定のない週末の、小さな選択
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外へ |
公園の入口まで |
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家で |
音楽を一曲 |
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選ぶ |
聴く曲を一つ |
途中で変えても、かまいません
考え方の参考:NHS「Tackling your to-do list」。
公的な助言を参考に作成した、独自の案内図。
寂しさが残っていても
出かけてみたけれど、途中で帰りたくなることもあるでしょう。曲をかけても、相手のことが浮かぶかもしれません。そのときは、予定を短くしたり、曲を止めたりして大丈夫です。
「ひとりでも楽しまなきゃ」と、気持ちまで予定どおりにしなくてよいのです。今日、何をするかは選べても、どんな気分になるかまでは決められません。
つらさが長く続き、日常生活に支障が出ているときは、医療機関や地域の相談先を頼ってください。ひとりでできる工夫だけで、何とかしようとしなくてもかまいません。
午後のことは、午後に考えても大丈夫。まずは「公園の入口まで」「この曲を一つ」。今の自分が選びやすいほうから、今日の時間を過ごしてみませんか。
大丈夫、無理せず一緒に一歩ずつ前に進んでいこう。
参考資料
NHS「Tackling your to-do list」:活動を小さく始める工夫を紹介する一般向け案内。本文の場面と図は記事独自の例です。
国立精神・神経医療研究センター:不調が続く場合の相談案内。