こんにちは、ゆうです。
「どうして別れることになったんだろう」。最後の会話を思い返しても、はっきりした理由が見つからない。少し前まで普通に笑っていたのに、と何度も考えてしまう。
理由がわかれば、気持ちの置き場所も見つかりそうですよね。でも、今ある言葉や記憶だけでは、埋まらない部分もあります。
今日は答えを探し続ける前に、紙の上に二つの欄を作ってみませんか。
わかっていることと、想像していること
紙を縦に一本の線で分け、左に「実際にわかっていること」、右に「自分が想像していること」と書きます。思い浮かぶものを、一つずつでかまいません。
例えば、相手から「別れたい」とだけ言われた場面なら、こんなふうに。
- 実際にわかっていること:相手に「別れたい」と言われた。
- 自分が想像していること:私に魅力がないから?
相手がそう言ったことと、その理由が自分の魅力にあるかどうかは、別々に置いてみます。右に書いたからといって、「その考えは間違い」と決める必要もありません。今は、確かめられていないこととして扱います。
「もう別の好きな人がいるのかも」も、確かな情報がなければ右の欄へ。左が一行だけでも、無理に材料を増やさなくて大丈夫です。
考えがぐるぐるするときに
今わかることを、分けてみる
別れたいって…
なぜ? 私のせい?
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わかっていること 別れたいと |
想像していること 私に魅力が |
わからない理由は、
今は空欄のままでも。
答えを作らずに、分けておく
英国NHSの認知行動療法のセルフケア資料にも、浮かんだ考えと、それを支える・支えない証拠を書き出す方法があります。ここでの二欄は、その考え方を参考にした簡単な整理の例です。失恋からの回復を確かめたワークではありません。
空いたところを、「本当は私を大切に思っていたはず」と明るい理由で埋めなくてもよいのです。相手の本心がわからない部分は、わからないままで置いておけます。
相手のSNSや過去のメッセージを開いて、証拠を集め直さなくても大丈夫。説明をもらうために、今すぐ連絡する必要もありません。今日は、手元にある情報だけで終えてみましょう。
納得できなくても、今日は保留で
二つに分けても、悲しさが残るかもしれません。理由を知りたい気持ちまで、消さなくてかまいません。
紙の下に、「理由はまだわからない。今日は保留」と一行添えて、折りたたんでみます。明日までに答えを出す約束もしなくてよいのです。
書くうちにつらくなったら、途中でやめて大丈夫。紙を用意する元気がない日は、心の中で「今日は保留」と言うところまででも。
納得できたから休む、という順番でなくてもよいのです。今夜はまだわからないまま、ペンを置いてみませんか。
大丈夫、無理せず一緒に一歩ずつ前に進んでいこう。
参考資料
- NHS「Thought record」:考えと証拠を記録する、認知行動療法の一般向け資料。本文の二欄と図は記事独自の実践例で、NHSの七項目ワークそのものではありません。
- Centre for Clinical Interventions「Thought Diary 2」:考えを支える・支えない事実を点検する公的ワーク資料。失恋を対象とした効果検証ではありません。