失恋 恋愛

失恋した相手のことを考え続けてしまうとき

こんにちは、ゆうです。

仕事をしていても、布団に入っても、「あのとき違う言い方をしていれば」と同じ場面に戻ってしまう。答えが出れば納得できそうなのに、考えるほどわからなくなる。そんなことはありませんか。

今日は、相手を忘れようと頑張る前に、頭の中の問いを一つ、小さくしてみましょう。

「別れずに済んだ?」を、扱える問いに

例えば、最後のけんかを思い出しているとします。会う予定が急に変わり、「いつも私を後回しにする」と言ってしまった。その一言がなければ、今も付き合っていたのでは、と考えています。

言い方を振り返ることはできます。でも、違う言葉なら関係が続いたかどうかは、今ある材料だけでは確かめきれません。そこに答えを出そうとすると、同じ場面へ何度も戻ってしまいますよね。

そこで、問いをこう変えてみます。

「次に予定が変わったとき、私はどう伝えたい?」

「会えるのを楽しみにしていたから、寂しい。変更するときは早めに教えてほしい」。そんな言い方が近いかもしれません。

今すぐ元恋人へ送るための文ではありません。自分が伝えたかったことと、次に使いたい言葉を確かめるための例です。

「次は、困ったことと希望を一つずつ伝えたい」。一つ持ち帰れたら、今日の振り返りはそこまでにしてみます。別れの理由すべてを説明できなくても、区切ってよいのです。

考え方を比べた研究では

成人40人の実験では、場面を具体的に考える練習をした群のほうが、原因や意味を抽象的に考える群より、失敗課題後の落ち込みの増加が小さくなりました。

研究をひと目で

考え方と、失敗後の落ち込み

40人を2つの練習条件に分けた実験

成人40人を
2群に分ける

2つの考え方
で練習する

失敗課題の
前後を比較

わかったこと

具体的に考える練習をした群では、抽象的に考える群より、失敗後の落ち込みの増加が小さかった。

Watkinsほか(2008)の実験1。失恋での効果や、問いを一言変える効果は調べていません。
出典:Watkins・Moberly・Moulds(2008)。
論文をもとに作成した独自の要約図。

ただし、失恋を扱った実験ではなく、問いを一言変えるだけの効果を調べたものでもありません。この記事の例は、問いを扱いやすくするための日常の工夫として読んでください。

また同じ問いが浮かんだら

「まだ考え足りない」と、最初から解き直さなくてもかまいません。「言い方は見直した。別れの全部の理由は、まだわからない」と、さっきの区切りに戻ってみましょう。

それから、途中だった用事を一つ。仕事なら、書きかけのメールの用件を一行確認する。考えが残ったままでも、目の前の作業に少し戻れるか試してみます。

振り返るほど苦しくなる日は、内容を整理する作業を休んでください。過去のやりとりを開いているなら、画面から一度目を離すところまででも大丈夫です。

眠れない・食べられないなど生活への支障があるときは、医療機関や地域の相談先も頼ってください。

「今日は、一つ気づけたところで終えてもいい」

答えが全部そろわない夜にも、その区切りを選んでみませんか。

大丈夫、無理せず一緒に一歩ずつ前に進んでいこう。

参考文献

Watkinsほか(2008):考え方の練習と、失敗課題後の感情反応を比べた実験。図は実験1の要約です。
国立精神・神経医療研究センター:不調や生活への支障がある場合の相談案内。

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