こんにちは、ゆうです。
「今なら、前よりうまく付き合える気がする」。そう思う一方で、何が変わったのか聞かれると、うまく言えないこともありますよね。
戻りたい気持ちを否定するためではなく、同じ場面で自分たちが無理をしないために。別れにつながったことと、その後の変化を、少し具体的に考えてみませんか。
「合わなかった」を、一つの場面にしてみる
「価値観が違った」「大切にしてもらえなかった」。そう感じるまでに、いくつもの出来事があったかもしれません。すべてを思い出そうとせず、今なら振り返れそうな場面を一つだけ選びます。
例えば「会う予定を直前まで決められず、自分の休日も空けたままになった」。場面にすると、会いたい頻度だけでなく、予定の決め方も困りごとだったと気づくかもしれません。
相手がなぜそうしたのかは、わからないこともあります。「大事にしていなかったはず」と気持ちまで断定せず、起きたことと、自分がどう感じたかを分けてみましょう。
一つの場面から、困りごとを見る
起きたこと
会う予定が直前まで決まらなかった
自分が感じたこと
休日を空けて待つのが苦しかった
考えたいこと
予定を決める方法や、待つ負担は変えられる?
変えたいことと、実際に変わったこと
「これからは相手に合わせる」と思っている。それは今の願いです。一方で、「予定が決まらない日は、自分の用事を入れられるようになった」なら、すでにしている行動です。
どちらが立派かを採点する必要はありません。ただ、願いだけで抱え込んでいないかを見るために、二つを分けて書いてみます。
相手についても、「寂しそうだから変わったはず」と推測しなくて大丈夫。「今は連絡を取っておらず、わからない」と置いておけます。確認のためにSNSを監視したり、知人に探ってもらったりする必要もありません。
変化を考える、三つの置き場所
変えたい
今度は、無理な予定の合わせ方をしたくない
すでにしている
決まらない日は、自分の用事を入れている
まだわからない
相手は今、予定をどう考えているだろう
一人で直せることばかりではない
復縁までのやりとりを65人への面接で調べたDaileyらの研究(2012)では、過去の問題への対処や、新しい問題に備える話し合いなどが、参加者の経験の中から見いだされました。
経験を読み解いた質的研究で、その話し方をすれば関係が改善すると試した実験ではありません。個人の振り返りなので、相手の見方と同じとも限りません。
例えば生活時間が合わない二人なら、自分が我慢するだけでは続けにくいかもしれません。もし双方が話すことを望むなら、「今の生活では、どのくらい会えそう?」と互いの事情を確かめる余地があります。
考えてみて「まだ変わっていない」と感じても、急いで自分や相手を変えようとしなくてよいのです。今は戻る判断を保留する、という選び方もできます。
責任を、全部自分のものにしないで
自分の言い方を振り返ることと、相手の行動の責任まで背負うことは分けてください。暴力や脅し、行動を支配される怖さがあったなら、「私が変われば」と考えて二人だけで解決を急がず、専門の相談先を頼れます。
連絡を拒否されている場合は、変化を伝えるためでも連絡を控えてください。自分に変化があっても、相手に戻ってもらう条件にはできません。
今日は「前に困っていたこと」を一つと、「今わかっている変化」を一つ。書くのがつらければ、問いだけ残して閉じてかまいません。答えがまだなくても、自分の無理を見落とさない時間にはできます。
大丈夫、無理せず一緒に一歩ずつ前に進んでいこう。
あわせて読む
復縁したいときの全体案内 / 戻りたい気持ちを整理したいとき
参考文献
Daileyほか(2012)「Negotiating Breakups and Renewals in On-Again/Off-Again Dating Relationships: Traversing the Transitions」, Communication Quarterly, 60(2), 165–189. 65人への面接による質的研究。本文の問いと図は独自の整理例で、検証済みの復縁方法ではありません。